Wall House / 壁の家

・主用途:戸建住宅(モデルハウス)

・構造/規模:木造2階建

 敷地は、茨城県の南部に位置し、東京都心のベットタウンとして開発されている常総ニュータウン内にあり、平坦で、北側と西側に道路のある角地に建つモデルハウスの計画である。

 

 外壁は通常、内と外を分ける強固な境界となる。

 この住宅では、その西側外壁を拡張し緩やかな境界を創ることによって半戸外空間へ生活が溢れ出ることによる住戸の開放化を試みている。

 

 それと同時に、西側外壁は外観のアクセントとなり、シンプルな屋根形状と相まって、モデルハウスとしてのアイコン化も果たしている。

 平面計画においては、リビングの一角に多目的に使える土間スペースや、単なる動線となりがちな階段の途中にスキップフロアを設け、リビングの吹抜けと一体となるステアライブラリー(下部は収納)の設置。

 

 外から直接ウッドデッキテラスに行けるサブアプローチや、玄関からSICを通ってキッチンへ行けるコンパクトな家事動線。

 

 2階の個室群は将来のライフサイクルの変化に対応するフレキシビリティのある間取りなど、多様な空間形成と選択性のある動線計画を行なっている。