・主用途:農機具倉庫
・構造/規模:鉄骨造平屋建
熊本県の農村地域に立つ、農機具専用倉庫の計画。必要とされる大きなボリュームを周囲に馴染ませるため、南北方向の壁面を東西方向に5°ずつ交互に倒すことでボリュームを分節し、道路からの視覚的距離の変化と、倒れ方が変わる毎に壁の色を変えることで、道路沿いの圧迫感と単調さを解消することを目指している。
安価な材料として消極的に使用される折板屋根を積極的に壁にも使用し、風景にアクセントを付けることが出来たのではないかと思っている。
(photo_笹井マサフミ)