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路地型戸建集住体

・主用途:戸建住宅(コンペ案)

・構造/規模:木造2階建

 街の魅力は、豊かな自然と人々の交流から生まれる楽しい生活、そしてそれらを支える住宅や屋外空間、そして周辺地域などが一体となって生まれるものだと考える。

 

 また、秩序立った街の空間構造が形成されることにより、良好な環境が形成されるとも考える。

 

 そこで、本計画においては、個々に行なわれる住宅建設とは違い、戸建て住宅地を積極的に集住体としてとらえ、外壁後退で生まれる2mのスキマをフェンスで仕切るのではなく、互いに共有しアクティビティの高い「路地」空間として活用することを提案する。

 さらに、住戸計画においては、路地に面しながら住宅の内部空間とも連続した開いた外部空間「オープンコート」と、開放性の高い格子などで緩やかに閉じた半戸外空間「セミクローズドコート」を設置し、生活領域の広がりに必要な段階的な空間のヒエラルキーを確保することで、戸建て住宅地における集住コミュニティのスムーズな形成を計ることをめざしている。

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